- ウエディングブーケってどんな種類があるの?
- ドレスに似合うブーケを選びたい!
- ウエディングブーケの相場ってどれくらい?
ブーケは、花嫁のドレス姿をさらに魅力的にしてくれる大切なアイテムです。
自分にぴったりなブーケを選ぶには、ブーケの種類や形・選び方のポイントを知る必要があります。
理想の花嫁になるためにも、ドレスや式場選びと同じくらいこだわりたいですよね。
しかし、さまざまな形のブーケからたった1つを決めるとなると「どうやって選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ドレスとぴったりなブーケを選びたい花嫁に向けて、ブーケの形や選び方のポイントを解説しています。
ブーケの相場や手配方法も併せて紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
ウエディングブーケ選びのポイント
ウエディングブーケを選ぶときに見るべきポイントは、以下の通りです。
- 結婚式会場の雰囲気と合っているか
- ドレスとの相性は良いか
- 季節感は合っているか
ドレスとの相性は良いか
ブーケを選ぶときに最も大事なのは、ウエディングドレスとの相性です。
例えば、ボリューム感がある可愛らしいドレスであればふんわりした丸い形のブーケがおすすめです。
一方スレンダーで縦ラインが美しく出るドレスであれば、上から下に流れるデザインのブーケが全体的にバランスよく見えます。
またブーケの大きさや色によっても見え方が変わってくるため、ドレスとの相性を確かめながら選んでいきましょう。
ウエディングドレスの種類については「ウエディングドレスの種類と選び方のポイント」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式会場の雰囲気と合っているか
結婚式会場の雰囲気と合わせるのも大切です。
大きな大聖堂がある会場なら、ボリューミーで明るめな色味のブーケを選ぶと遠目から見ても存在感が出ます。
優しい日差しが射し込むナチュラルな会場やガーデンウエディングなら、緑を多く取り入れたパステル調でやわらかい印象のブーケがおすすめです。
なりたい自分のイメージと結婚式会場の雰囲気をもとに、ブーケの色合いや大きさ・形を決めていきましょう。
季節感は合っているか
ブーケ選びのポイントとして、季節感が合っているか意識するのも大切です。
テーマやなりたい理想の花嫁姿はもちろん重視すべきですが、季節外れの花材を使ってしまうと見る人にも違和感を与えてしまいます。
結婚式を挙げる季節に合った旬の花を選べば、より魅力的な花嫁を演出できます。
季節に合った旬の花は、以下の通りです。
- 春:サクラ・ラナンキュラス・チューリップ
- 夏:ひまわり・アンスリウム・芍薬・デンファレ
- 秋:ダリア・木の実・コスモス・ミモザ
- 冬:ポインセチア・松ぼっくり・クリスマスローズ
ぜひブーケ選びの参考にしてみてください。
ウエディングブーケの種類と形は?どんなドレスと相性がいいの?
ウエディングブーケは、大きく分けて以下の8種類です。
- ラウンドブーケ
- キャスケードブーケ
- オーバルブーケ
- クラッチブーケ
- ティアドロップブーケ
- リースブーケ
- バスケットブーケ
- クレセントブーケ
ブーケの種類だけでなく、相性が良いドレスも紹介するので、理想の花嫁姿を思い浮かべながら読み進めてみてください。
ラウンドブーケ
ラウンドブーケは、名前の通り丸い形が特徴的なブーケです。
花がドーム型に密集して束ねられているため、見た目も可愛らしく20代の花嫁に人気です。
また、選ぶ花によって印象が変わるのも魅力の1つです。
大ぶりで丸みのある花を選べば可愛らしい花嫁に、小花を取り入れればナチュラルで大人らしい花嫁に大変身できます。
多くのドレスと合いますが、縦長ラインのドレスよりもボリュームのあるAラインやプリンセスラインを選ぶと見栄えが良いです。
キャスケードブーケ
キャスケードブーケは、上から下に向かって花が流れるラインが特徴的です。
縦長シルエットが上品さを演出してくれるため、可愛さより大人らしさを重視する方に人気があります。
ブーケの中でも比較的多くの花を使用するため、持つだけで圧倒的な存在感が出るのもポイントです。
上記のドレスと合わせると、正統派でクラシカルな気品を感じさせる花嫁になれます。
オーバルブーケ
オーバルブーケは、ラウンドブーケを少しボリューミーにした楕円形のブーケです。
花を密集させた丸いフォルムのラウンドブーケと比べて、ふんわりとした束ね方をしています。
またキャスケードブーケよりも縦ラインが短いため、大人っぽくなりすぎずナチュラルな雰囲気も出したい人におすすめなブーケです。
Aライン・プリンセスラインとも相性が良いですが、縦ラインでスタイルアップ効果があるスレンダーラインともよく合います。
クラッチブーケ
クラッチブーケは、花の茎の部分を切りそろえ、リボンや紐でまとめただけの自然派なブーケです。
摘んだ花をそのまま束ねたような可愛らしさが特徴的で、名前のとおり「ぎゅっとつかむ」シルエットとなっています。
ナチュラルで優しいイメージにしたい人や、個性的な花嫁になりたい人はクラッチブーケがおすすめです。
上記のドレスを選ぶと、より縦長ラインが出て全体的なバランスが綺麗になります。
ティアドロップブーケ
ティアドロップブーケとは「涙のしずく」を意味する逆三角形のフォルムのブーケです。
シルエットはキャスケードブーケと似ていますが、キャスケードブーケよりも縦ラインが短く、コンパクトに束ねられています。
キャスケードブーケほど長さはいらないけど、カジュアルさも上品さもどちらも叶えたい花嫁さんには、まさにうってつけの形です。
Aライン・プリンセスラインなどのボリュームがあるドレスと相性が良いので、ぜひ合わせてみてください。
リースブーケ
リースブーケは、花をリースにくくりつけて輪の形に仕上げたブーケです。
バックを持つような感覚で腕に下げたり、持ったりすることでナチュラルな花嫁を演出できるのが最大のポイントです。
リースをすべて花で囲ったタイプから、持ち手部分には花をくくりつけずに下に花を密集させるタイプまで形はさまざまです。
一般的なブーケとは違って軽やかでカジュアルな印象のため、Aラインやプリンセスラインのドレスに加え、ミニ丈のドレスにもぴったりなブーケとなっています。
バスケットブーケ
バスケットブーケとは、束ねた花束をカゴバックに入れてバックのように持てる形のブーケです。
教会がある厳かな結婚式会場よりも、カジュアルな結婚式会場やお色直しに多く用いられます。
写真のようにベージュのカゴバックであれば優しい雰囲気に、濃いブラウンのカゴバックならよりアンティークな雰囲気になれるのも魅力的です。
ナチュラルな印象のスレンダーライン・エンパイアラインや、軽やかで動きやすいミニ丈のドレスとよく合うシルエットとなっています。
クレセントブーケ
クレセントブーケは、三日月のようなゆるやかなラインを描いたデザインのブーケです。
アシンメトリーで流れるデザインは、上品さだけでなくスタイリッシュで気品のある花嫁を演出してくれます。
持っただけで存在感があるため、上記の広がりすぎないスマートなドレスに合わせるのがおすすめです。
ウエディングブーケはどうやって手配するの?
ウエディングブーケの手配方法は、主に以下の3つです。
- 式場と提携している業者に頼む
- 個人で外部に注文する
- 自分でブーケを作る
ぜひ読み進めて、自分たちに最適な手配方法はどれかチェックしてみてください。
式場と提携している業者に頼む
一般的なのは、式場と提携している業者に頼む方法です。
担当の式場スタッフと相談しながらブーケのタイプや雰囲気を決めた後は、式場側がそのまま発注をしてくれるため、自分たちで手配するよりも手間が省けます。
見本が豊富でバリエーションがあったり、結婚式当日に新鮮な状態でブーケが届いたりするのも、提携先で注文するメリットです。
式場と統一感のあるブーケにしたい人や手配の手間を少しでも省きたい人は、式場と提携している業者に注文するのがおすすめです。
個人で外部に注文する
結婚式場を通してブーケを注文するのとは違い、自分の好きなお店や花束を作れる知り合いに個人で注文する方法もあります。
結婚式場ではある程度決まった形やカラーのブーケが多いですが、個人で注文する場合は色や花材、形などにもこだわれるため、自分の理想を叶えられるのが最大のポイントです。
しかし、結婚式当日までの保管方法や搬入方法は自己管理する必要があります。
個人で外部に注文する場合は、花材や好みの形だけでなく結婚式当日にトラブルがないようスケジューリングもしっかり行っておきましょう。
自分でブーケを作る
手配方法として、自分でブーケを作る方法もあります。
手作りブーケのメリットは、比較的安価に手配できる上に周りとデザインが被らない点です。
結婚式当日に花がしおれてしまわないよう前日にブーケを作る必要がありますが、世界に1つだけのブーケを作れるのは最大のメリットといえます。
ただ、フラワー関係の仕事をしている人であれば自分で花束を作るのは簡単ですが、経験がない人には少々難しく感じます。
手作りブーケを作る際は、以下の方法も参考にしてみてください。
- 花束を作れる教室に通う
- 必要なものが入ったキットを活用して作る
- 動画配信サイトで簡単な作り方を探しておく
ウエディングブーケにかかる費用と相場は?
ウエディングブーケの相場は、手配方法によって大きく異なります。
手配方法ごとに相場をまとめると、以下の通りです。
手配方法 | 相場 |
式場の提携先で注文する | 2万円~5万円 |
個人で外部に注文する | 1万円~3万円 |
自分でブーケを作る | 5千円~1万円 |
式場と提携している業者で頼む場合は、ブーケの注文から手配・当日の管理まで行ってくれる分、相場が高めになります。
一方、個人で外部に注文して式場に持ち込む場合は式場を通して注文するよりも費用を抑えられます。
式場を通さない分、花材の値段が価格に反映されるため選ぶ花によって値段が大きく左右します。
自分でブーケを作る場合は、自分で自由に花材やラッピング方法まで選べて手数料もかからないため、今回紹介した手配方法の中では最も安価です。
このように、手配方法によってブーケの相場と費用は大きく異なるため、どこにお金をかけるのか予算も含めてよく考えながら決めていきましょう。
結婚式場にブーケを持ち込む際の注意点とは?
結婚式場に自分でブーケを持ち込む場合は、別途「持ち込み料」がかかる可能性があります。
持ち込み料は1万円~2万円程度ですが、衛生面の関係で持ち込み自体もNGな式場もあるため、事前に持ち込みの可否・費用を確認しておきましょう。
ウエディングブーケの選び方&種類のまとめ
今回は、ウエディングブーケの人気の種類や選び方・相場について解説しました。
ブーケを選ぶときは、ドレスや式場との相性はどうか、季節に合っているかをチェックしながら全体のバランスを見て決めていきましょう。
また同じブーケの中でも、ラウンドブーケやキャスケードブーケ、リースブーケなど種類や形はさまざまで、それぞれ違った魅力を持っています。
数あるウエディングブーケからたった1つを選ぶのが難しいと悩んでいる花嫁さんは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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