- ウエディングドレスってどんな種類があるの?
- 自分の体型に合うドレスにしたいけど、何がおすすめなの?
- そもそも、どうやって選べばいいの?
理想のウエディングドレスを見つけるには、シルエットやドレスの形について理解が必要です。
自分に合った理想のドレスを見つければ、よくある身体のお悩みもカバーできますよね。
とはいえ、はじめて見るたくさんのウエディングドレスに戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、これから結婚式を迎えるプレ花嫁さんに向けて、ウエディングドレスの種類や選び方のポイントをご紹介していきます。
ブライダルプランナーとしての知識をもとに解説していくので、ぜひ読み進めてみてください。
ウエディングドレスには、どんな種類があるの?
理想のウエディングドレスを見つけるには、まずどんなシルエットや形のドレスがあるのかを知っておくことが大事です。
好みのシルエットのドレスを見つけておけば、ドレス選びもスムーズに進められます。
ウエディングドレスの種類(シルエット)は、大きく分けて以下の6種類です。
- Aライン
- プリンセスライン
- マーメイドライン
- スレンダーライン
- エンパイアライン
- ミニ丈
それでは、詳しく解説していきます。
Aライン
Aラインドレスは、裾に向かって広がるスカートが、アルファベットの「A」の文字を描いているドレスです。
ドレスを着る人の体型や会場を選ばないことで、絶大な人気を得ているラインとなっています。
Aラインドレスの最大の魅力は、スタイルが良く見えること。
ウエストの位置が高いことで、足長効果も期待できるので、小柄な方にもぴったりです。
合わせるフリルやリボンなどの装飾によって、雰囲気がガラリと変わりますよ。
プリンセスライン
プリンセスラインは、すっきりした上半身に対し、スカートは裾に向かってふわっと広がっているドレスラインです。
名前の通り、絵本に登場するお姫様のようなドレスラインで、「キュートでロマンチックな花嫁になりたい!」と憧れている人には、まさにうってつけのシルエットとなります。
スカートの下に履くパニエで、下半身をふんわり包み込んでくれるため、「お尻やお腹周りを隠したい」という方も安心して着ることができます。
マーメイドライン
マーメードラインは、上半身から膝のあたりまでは、身体のラインにぴったりとフィットしていますが、膝下から裾はまるで人魚のように広がっているラインです。
女性特有の曲線美を、最大限に活かせるドレスとなっています。
デザインによってはゴージャスにもスイートにもなり、大人な花嫁を叶えられますよ。
荘厳なチャペルやクラシカルな会場とは相性抜群!身長が高い方や、スリムな方は特に美しく見えます。
スレンダーライン
スレンダーラインは、スカートの広がりが少なく、コンパクトに着れるドレスです。
なんといっても動きやすいため、レストランやガーデンなど、ゲストとの距離が近い結婚式をしたいと考えている方におすすめです。
パニエを使わないシンプル&ガーリーなデザインが、ナチュラルさを演出。
海や緑など、開放的なロケーションとも相性抜群なため、結婚式当日だけでなく、前撮りにも着れるラインですね。
エンパイアライン
エンパイアラインとは、ハイウエストで胸の下から切り替えがあり、裾に向かってすとんと落ちる形のドレスです。
アンティーク好きな花嫁たちから、絶大な人気を得ています。
プリンセスラインに比べると、軽やかなスカートラインで、自然に囲まれたナチュラル&キュートな雰囲気が魅力的ですよね。
ウエストから下半身までカバーしてくれるため、お腹周りを隠したいという方や、マタニティドレスとしてもぴったりです。
ミニ
ミニ丈は、結婚式の場で着るというよりも、お色直しや二次会におすすめのドレスラインです。
とびきりキュートな形で、こだわりの靴ともコーディネートが楽しめますよ。
「脚を見せたい!」「ゲストと思い切り楽しみたい!」という花嫁さん向けです。
【気になる体型をカバー】お悩み別おすすめドレスライン
「このドレスを着たいけど、二の腕が出てしまうから隠したいな。」など、体型カバーに関するお悩みもあるのではないでしょうか。
そこで、よくある体型のお悩み別に、おすすめのデザインやディティールを紹介していきます。
よくある体型のお悩みは以下の6つです。
- 二の腕が気になる
- 身長が低い
- 痩せ体質
- お尻のラインが出てしまわないか心配
- バストが小さい
- ぽっこりお腹を隠したい
それでは、詳しく解説していきます。
二の腕が気になる
二の腕をカバーしたい人は、トレンドの透けるオフショルダーやパフスリーブなど、二の腕全体をふんわり包み込んでくれるデザインがおすすめです。
腕全体を出したくないという場合は、7分袖や5分袖、もしくはレース素材のボレロなどで、さりげなく腕を隠せるデザインのドレスを見つけてみましょう。
身長が低い
低身長でおすすめの人は、ぜひ1度ハイウエストタイプのデザインを試してみてください。
ハイウエストや、装飾で高い位置にポイントを絞ることで、視線が上に集まりスタイルがすらっと高く見えますよ。
小柄な方でも、足長効果で低身長を感じさせないAラインや、ハイウエストで可愛らしい雰囲気のエンパイアラインがおすすめです。
痩せ体質
痩せ体質の方は、パフスリーブで腕全体を包み込めるデザインや、スカートにフリルをふんだんにあしらったデザインのドレスがおすすめです。
逆に、デコルテがしっかり見えるドレスを選んでしまうと、鎖骨が変に目立ってしまうこともあります。
上半身はすらっと、下半身はボリュームたっぷりなプリンセスラインを選ぶと、ボディにメリハリが出て魅力的です。
お尻のラインが出てしまわないか心配
お尻の大きさでお悩みの方は、お尻のラインが出ない以下のドレスがおすすめです。
- プリンセスライン
- Aライン
- エンパイアライン
また、バックにウエストマークとして、大きめの装飾やリボンをつけると、前だけでなく、後ろ姿まで可愛くなります。
バストが小さい
小さめの胸をカバーするには、胸元に立体的な装飾があるデザインを選びましょう。
例えば、花柄の刺繍があしらわれているドレスや、大きめのビーズやリボンがついたドレスなどがおすすめです。
一方で胸元に装飾があるものもおすすめですが、思い切ってくびれに視線を集められるマーメードラインを選ぶのも良いですね。
ぽっこりお腹を隠したい
ぽっこりお腹を隠すには、ふんわりしたスカートで下半身をカバーできる以下のドレスがおすすめです。
- エンパイアライン
- プリンセスライン
- Aライン
全部隠してしまうよりウエストマークできゅっと絞ったり、腕を出したり、メリハリをつけることがポイント。
特にVネックタイプを選ぶと、デコルテも協調されつつ、縦ラインができてすっきり見せてくれます。
ウエディングドレスを選ぶ時に見るべきポイント
「これだ!」と思えるようなウエディングドレスを選ぶために、見るべきポイントはこちらの3つです。
- 好みの雰囲気を決めておく
- 体型に合っているか確認する
- 結婚式会場とドレスの相性は良いか
それでは、1つずつ見ていきましょう!
好みの雰囲気を決めておく
まずはじめに、「こんな花嫁になりたい!」という理想像を決めておきましょう。
可愛い、エレガント、大人っぽい、ナチュラル、ポップなど、人によって好みは様々です。
あなたは、どんな花嫁像が浮かんできますか。
なんとなく頭の中に浮かんでいるのが、きっとあなたの好みのテイストです。
まだイメージが湧かない人は、先輩花嫁さんのインスタグラムを覗いてみると、好みのテイストが見つかります。
体型に合っているか確認する
先ほどご紹介したように、体型の悩みや骨格も人それぞれですよね。
二の腕が気になる人は、パフスリーブやボレロタイプのドレスを着ると、気になる部分をさりなげくカバーできます。
下半身が気になる人は、フリルやチュールがたっぷりついたドレスがおすすめです。
自分の体型とマッチする形やディティールのものを選ぶことで、より最高の自分に近づきます。
結婚式会場とドレスの相性は良いか
着たいドレスが自分の体型に合っているか、なりたい花嫁像に近づいているかはもちろん、実は「会場の雰囲気とドレスの相性が良いか」というのも、見ておきたい大事なポイントです。
光が差し込む明るい会場やガーデンウエディングなら、透け感が出るチュール素材のタイプを選ぶと、軽やかな印象になります。
反対に、厳かな教会や大聖堂がある会場や、高級感のあるシックな会場であれば、シルク素材のハリがあるドレスやロングトレーンのAラインドレスがおすすめです。
このように会場とドレスがマッチすることで、より花嫁さんの美しさも存在感もUPします。
【まとめ】最高の1着に出会うために!
ここまで、ウエディングドレスの種類やドレス選びのポイント、体型のお悩みを解決するドレスなどを紹介しました。
誰もが一度は憧れる「ウエディングドレス」。
一生に一度しかないからこそ、最高の自分で、最高の1着を着て、大切な人たちと大事なひと時を過ごしたいですよね。
そんな運命の1着に出会うためにも、会場との相性や自分の体型に合ったドレスを選ぶことが重要です。
1つずつ確認していけば、きっとあなたにぴったりなウエディングドレスに出会えるはずです。
自分を魅力的に見せてくれるドレスを着て、人生最高の晴れの日を迎えてくださいね。
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